2%増と昨年より回復 上半期の自動車販売台数=MAA

2%増と昨年より回復  上半期の自動車販売台数=MAA

マレーシア自動車協会(MAA)によると、2019年上半期の自動車販売台数は29万6334台となり、前年同期比で2・3%の増加となった。世界経済の先行き不透明の中、堅調な国内景気、中央銀行バンク・ネガラ(BNM)による利下げもあり総選挙前の模様眺めの様相もあった昨年同期からやや回復した。

乗用車は27万875台で3・8%増となったが、景気先行きの不透明感を反映して商用車は11・2%マイナスの2万5459台にとどまった。

メーカー別ではダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)が4・0%増の12万1782台でトップを維持。シェアは41・1%と前年同期から0・7ポイント拡大した。1月に発売したコンパクトスポーツ多目的車(SUV)「アルス」が貢献した。

2位は13・8%減となったものの、4万4260台を販売したホンダが死守。シェアは2・8ポイントダウンの14・9%となった。3位は国民車メーカー、プロトン・ホールディングスがトヨタを抜いて久しぶりに浮上。昨年末に発売したSUV「X70」が貢献し、60・6%の大幅増となる4万3518台を売り上げた。シェアはホンダに迫る14・7%に急上昇した。トヨタは1・4%減の3万1251台で4位に転落。シェアは0・4ポイント下がって10・5%となった。

5位以下は▽日産▽マツダ▽メルセデス▽BMW▽三菱▽いすゞ▽フォードの順。マツダと三菱は1ランク順位を上げた。5位〜11位はいずれも販売台数が前年割れした。

一方、上半期の自動車生産台数は28万5028台で、前年同期比1・5%の増加。乗用車は2・1%増の26万6765台となったが、商用車は6・9%減の1万8263台にとどまった。

通年予想を60万台で据え置き

MAAのアイシャ・アハマド会長は下半期について、世界的な景気先行きに対する不透明さから消費者の慎重姿勢が続くとみられるものの、堅調な経済成長やBNMによる利下げ、自動車各社による販売プロモーションが売り上げに貢献すると分析。通年の販売見通しを従来の60万台で据え置いた。【ここまで、アジアインフォネット7月19日付】

6月の販売は34%の大幅減少

MAAはまた、6月の自動車販売台数を発表した。それによると、前年同月比34%減の4万2526台にとどまっている。

内訳をみると、乗用車が3万8513台で33・3%減らした他、商用車は4013台で40・6%減っている。

一方、生産台数は5・8%減の3万7077台。うち、乗用車が4・1%減の3万4891台、商用車は26・8%減って2186台だった。

今回の大幅減少について、、ラマダン明けのハリラヤ休みに伴う営業日の減少によるものと分析。7月については、6月よりは改善するが、マハティール新政権が物品・サービス税(GST)のゼロ税率による押し上げがあった昨年同月の水準からは下回るとの予想を示している。


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