アップルバケーション傘下企業と提携 コリビング運営のKabuK
初期費用不要・定額でコリビング利用できる「HafH」を運営するKabuK Style(本社・長崎県長崎市)は地場旅行代理店最大手「アップルバケーション」のグループ会社、ル・アップル・ブティックホテルと1月より業務提携し、クアラルンプールでコリビング施設を共同運営することとなったと明らかにした。
施設はクアラルンプール中心部のパビリオンから徒歩3分の距離にあり、コミュニティスペース、ルーフトップを含むフロア貸し切りの宿泊施設を今年3月ごろを目途に開始する。今回の共同運営開始で、マレーシアでのコリビングの普及、また、日本〜マレーシアのインバウンド、アウトバウンド旅行の価値創出を行っていくという。
ル・アップル・ブティックホテルの持つ物件、および国内での運営オペレーションノウハウと、コリビング・コワーキング施設を日本で運営するHafHのシステムを組み合わせることで、近年欧米などで広まっている「コリビング」をマレーシアで普及させることを目的としている。
また、HafHはこれまでマレーシアで直営物件のあるクアラルンプールのほかマラッカ、イポー、ペナン、コタキナバルを含めた各都市に提携施設を展開してきた。
今後はル・アップル・ブティックホテルが保有する物件と、HafHの世界15か国の提携施設ネットワークを活かしマレーシア国内に包括的な提携施設を順次拡大していく予定。