パーム油生産量、10月は減少 在庫量も微減に
マレーシア・パーム油委員会(MPOB)の発表(速報値)によると、10月のパーム原油(CPO)生産量は179万5880トンで、前月比で2・53%減少した。
半島部とサラワク州の生産量は前月比で4・96%、8・22%それぞれ減少したが、サバ州では8・82%増加した。パーム核油とパーム核粕は8・32%、8・57%のそれぞれプラスとなったが、パーム核は2・44%のマイナスとなった。
CPO在庫量は半島部とサラワク州で5・47%、15・12%それぞれ減少、サバ州で14・01%増加し、全体で2・19%減となった。精製パーム油は6・47%マイナスで、これを含むパーム油全体の在庫量は234万8066トンとなり、前月比4・10%減少した。
輸出は、パーム油、パーム核油、パーム核粕、油脂化学品が16・43%、12・78%、31・10%、10・19%のそれぞれプラスとなったが、バイオディーゼルが60・42%のマイナスとなった。
CPO輸入量は前月比62・17%増の6万1131トン。精製パーム油は28・47%マイナスの2万3903トンだった。【アジアインフォネット11月11日付】