5月の販売台数は41%増 ハリラヤ向けPRが後押し
マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による5月の自動車販売台数は6万780台となり、前年同月比で41・4%の大幅増となった。前月比でも22%の大幅増加。生産台数は5万1482台となり、前年同月比で18・3%の大幅増となった。
5月の販売は乗用車が5万5914台で前年同月比39%増、商用車は4866台で同76・2%の増加となった。生産台数は乗用車が4万8650台で同19・5%増、商用車は2832台で同0・8%の微増となった。
MAAは、5月の対前月比での販売増について、3月末に年度末を迎える自動車各社による納車ラッシュによる反動やハリラヤ(断食月明け大祭)に向けた各社の販売プロモーショが奏功したと指摘。6月の見通しについては、営業日が少ないことから5月の水準を下回ると予想した。
1〜5月の販売台数は25万3808台で、前年同期比12・7%増。生産台数は24万7951台で、同2・6%の増加となった。(アジアインフォネット6月21日付)