サバ州首相を表敬訪問 日本からの投資家グループ
7月8日、日本からの投資家グループがサバ州のシャフィー・アプダル州首相を表敬訪問した。
このグループは、和の優グローバル(本社・東京都中央区)のニッコー・ドー(呉志豪)最高経営責任者(CEO)が率いた訪問団。州首相は投資家グループ訪問後の会見で、「スル島などコタキナバル周辺の島々にホテル開発を含むエコツーリズムへの投資に関する提案があった」ことを明らかにしている。
州首相によると、投資家グループは観光関連の不動産開発に興味を示しており、ホテルやリゾート開発の他、太陽光発電を使った給電設備などを含めたインフラ整備に対する投資となる見込み。スル島は海洋保護公園内にある。州首相は「日本から多くのリゾート客の誘致を進める機会になる」と期待感を示している。
さらに日本の投資家から「ソーラーファーム開発のために10ヘクタールの用地が必要」との要望も出ている他、オーガニックファームに関する投資にも関心を見せている。
ドーCEOは「サバ州政府による、投資案件への協力が得られることを期待する」とコメントしている。