トレンガヌ州に機材センター 杉孝グループ、仮設機材レンタルで
杉孝グループホールディングス(本社・横浜市神奈川区)の子会社スギコーマレーシアは9月1日、マレーシアでは2拠点目となる機材センターであるケママン(KEMAMAN)機材センターを、トレンガヌ州ケママン地区のテルーク・カロング工業団地に開設すると発表した。
仮設機材のレンタル事業を手がけている。同社発表によると、「ケルテ市場における、地場企業の石油精製工場および石油化学コンビナートメンテナンス工事や海底油田掘削のオフショア工事での需要に対し、安全な仮設機材をレンタルする」としている。
ケママン機材センターは、これらの需要をカバーする好立地に位置して、さらに顧客層が共通することの多いプラント機械ほか建設機械全般のレンタル、販売を行う法人で西尾レントオール(本社・大阪市中央区)のマレーシア現地法人である「ニシオレントオール(マレーシア)」と同一敷地内で隣り合って営業することで、互いの顧客へ高い利便性と効率的な運用を提供するという。
今後は、仮設機材レンタル事業を通して、マレーシアの発展に貢献すると述べている。
なお、スタッフとして日本からの出向者2人のほか、現地の従業員10人をかかえる。
機材センターの敷地面積は約8000平方メートルで、ここでは仮設機材を一定量保有し、整備から出入荷作業までを一貫して行う。