ペラ州の生産棟が完成 村田製作所、部品需要の増加に対応
村田製作所(本社・京都府長岡京市)は2月12日、ムラタ・エレクトロニクス(マレーシア)がペラ州バトゥ・ガジャで建設を進めていた生産棟が竣工したと発表した。
建設は2018年10月に開始。構造は、地上3階建て、塔屋1階となっており、延床面積は2万3007平方メートル。建物建設にかかった投資額は40億円に達したという。
竣工について、「スマートフォンをはじめとする高機能化が進展するモバイル機器向けや、電装化が進む自動車向けの電子部品需要の増加に対応するため、生産能力の増大が目的」としており、さらなる需要拡大へ対応できる体制を構築する意向を示している。