マレーシアで損害車ビジネス開始 損害車買取会社のタウ
日本における損害車の買取業界でシェアトップを誇るタウ(本社・埼玉県さいたま市)は6月25日、同月よりマレーシアでの損害車の仕入・販売事業を開始したことを明らかにした。
なお、タウは昨年11月、マレーシア現地法人としてタウトレーニング・マレーシアを資本金100万リンギで設立している。
マレーシアにおいても日本同様に中古車オークション会場が存在するが、その価格は売り手と買い手が都度交渉して決定することが一般的となっている。損害車の流通でも、同様の方法で取引価格が決まる。
タウはマレーシアでの損害車関連事業について、これまで培ってきた損害車ネットオークションビジネスでのノウハウを活用しながら、マレーシアで発生する損害車をインターネットで流通させる、新たな事業を開始した。マレーシア専用の販売ウェブサイトを構築し、詳細な車両情報をマレーシア国内の販売先に提供。透明性のある価格で取引することを通じ、現地におけるリユースビジネス発展への寄与を目指すとしている。