低炭素化で東京都庁が協力 KL市、削減目標達成に向け
クアラルンプール市役所(DBKL)は東京都庁と協力し、「クアラルンプール低炭素社会ブループリント2030」で目標および戦略の達成に向けて努力する方針を固めた。ノル・ヒシャム市長によると、DBKLは温暖化対策に立ち向かう、世界でも成果が出ている都市のモデルを参考にしながら、ブループリントに掲げられた内容の達成を目指すという。
東京都庁はこれまでに、既存およびこれから建設するビルの双方に対し低炭素化に向けた目標を打ち出しており、これらの経験は今後クアラルンプールでの持続性のあるビル建設の枠組み作りに寄与すると期待されている。
DBKLは低炭素化社会をめざすため、市内にある街灯をすべてLEDに取り替えている他、省エネのためのさまざまな装置をDBKLの庁舎に設置。そのほか、植樹を進めている他、市民には徒歩や自転車による移動を心がけるよう促している。