原油の商業生産を開始 JX石油開発、サラワク州沖で
JX石油開発(本社・東京都千代田区)は、同社のプロジェクト会社であるJXマレーシア石油開発がサラワク州沖SK10鉱区でオペレーターとして生産・操業を継続している同鉱区内のラヤン油ガス田で原油の商業生産を12月3日に開始したことを明らかにした。
同社によると、ラヤン油ガス田では2017年5月から天然ガスを生産。今回、新たに浮体式生産貯油出荷設備(FPSOヘラン)を使用して、天然ガスにだけでなく原油の生産を開始したもの。
SK10鉱区は、JX石油開発にとっての主力プロジェクトの一つ。今回の生産設備拡張により、同鉱区の資産価値向上と収益力強化が実現するとしている。