来年に不採算店を閉鎖へ 回転寿司チェーンのすし金
回転寿しチェーンの「すし金」は、来年にも不採算店舗の閉鎖に踏み切るという。同チェーンを運営するテクスケム・リソーシズの創業者である小西史彦会長が英字紙「ザ・スター」に対し明らかにした。
それによると、採算性の悪い店舗は賃料の高いショッピングモール内にあるという。小西氏は、採算の悪い店であるKLCC内の店舗を閉める考えを示す一方、賃貸料が安い郊外の店舗は採算性が良いと話している。
「すし金」のチェーン店舗は現在全部で137カ所に及び、うち東マレーシア(サバ州、サラワク州)には25店舗あるという。
小西氏はまた、消費者の動向について、「経済の不安定感があることで支出額が減っている」とした上で、売上・サービス税(SST)が課せられない屋台での食事が好まれていると話している。