2年で2桁増の増収目指す 花王、スキンケア商品に注力
花王の現地法人、花王マレーシアが今年から来年にかけての2年間に、前年比で2桁増の増収を目指すことを明らかにした。
これは7月2日、同社の新製品「ビオレUVアクアリッチウォータリーエッセンス」の発表会の席上、藤原正輝現地法人社長が述べたもの。
藤原社長は「昨年は、売上税・サービス税(SST)の導入もあり、消費者の買い控えがあったにもかかわらず、前の年と比べ30%もの売り上げ増を達成できた」とした上で、現状について「1月から現在までに、クレンジング、スキンケア、UVケア、メイク落としなどの商品が好調で5%の増収となっている」と説明している。
花王はマレーシアで、キュレル、ビオレ、リーゼ、ロリエ、メリーズ、めぐリズムなどの商品ラインナップを揃えている。
なお、今回発表された「ビオレUVアクアリッチウォータリーエッセンス」は、同社のウェブサイトで、「世界初のマイクロディフェンス処方。ミクロレベルの隙間まで塗りムラ防ぐ。塗り直しても、重ねても感動的に軽い」と紹介されている。