11月は17%増加 マレーシアからの訪日客数
日本政府観光局(JNTO)が12月18日に発表した11月の訪日者数統計によれば、マレーシアからの訪日客は同月として過去最高となる6万5000人に達した。前年同月と比べ17・1%伸びている
なお、1月からの累計で見ると、前年同期比5・7%増の42万3400人となった。
今回の結果についてJNTOは、11月後半から学校休暇が始まり旅行需要が高まる中で、クアラルンプール〜成田線の新規就航などによる航空座席供給量の増加やインセンティブ旅行を目的とした渡航の増加もあり、訪日者数は前年同月に比べ好調な伸びを記録したと説明している。
なお、クアラルンプール〜成田間には、格安航空会社(LCC)のエアアジアXが週4便、エアバスA330ー200型が同月20日に就航した。
11月の訪日者数を世界全体でみると、韓国からの訪日客減少の影響から前年同月比0・4%減の244万1300人にとどまった。年初からの累計でみると2・8%増の2935万5700人となっている。