
日本政府、マレーシア向けにAZワクチン提供へ-2021/06/16
茂木敏充外相は6月15日、新型コロナウイルス対策ワクチンをマレーシアなど東南アジア諸国連合(ASEAN) 5カ国に提供すると発表した。英製薬大手アストラゼネカ(AZ)製のワクチンを提供、7月上旬から相手国に送る。
茂木外相は「ASEANと日本は極めて重要な関係にある」と述べ、ワクチンの提供の意義を示した。なお、マレーシア向けの数量は明らかになっていない。
政府はアストラゼネカ製ワクチンは日本での公的接種には当面使わない。一方、菅義偉首相は海外向けに3000万回分供給するとの方針を示している。