スメニュ川で再び汚染 浄水場運用停止で断水
セランゴール州のスメニュ川浄水場が12月21日、稼働を停止して348地区で断水となった。同川で異臭が発生しているのを発見したため。断水解除は24日まで続いた。
断水となったのはプタリンやフル・ランガット、セパン、プトラジャヤなどの地区で約33万世帯が断水となった。
水道会社アエル・セランゴール社によると、河川監視チームがスメニュ川とその支流で異臭を放っているのを発見し、異臭元も特定したが、それについては明らかにしていない。
スメニュ川では2019年9月にも川付近に化学系の廃棄物を違法投棄したため、川が汚染。このため、浄水場は断水措置を取った。
断水に遭った地区では給水車への長い列ができた。