政府 不明機捜索を今月開始 米企業と契約
運輸省は10日、米国の実地調査企業オーシャン・インフィニティ社と2014年3月に行方を絶ったマレーシア航空の不明機の捜索契約を締結した。契約は不明機が見つからなかった場合、同社の負担とする内容。1月中旬から捜索を開始する。
マレーシアや中国、豪州の各政府は行方を絶った直後からインド洋東部を3年にわたって捜索。不明機のものとみられる残骸は数点見つかったが、本体はいまだ見つかっていない。昨年1月に捜索を停止したものの、民間企業が墜落場所を特定するなどの報告書も運輸省に出されていた。
不明機が見つかれば、航空機史上最大の謎も解明されることになる。