政権交代から100日 マハティール首相支持率71% 選挙公約達成率は6割
独立系調査のムルデカ・センターはこのほど、8月初旬に行った現政権に対する調査結果を発表した。
これによると、82%が5月の総選挙の結果に満足している。マハティール首相にへの支持率が71%、ワン・アジザ副首相へのが72%だった。政権に対する全体的な評価は好意的だった一方で、経済に対する懸念が64%と高い。特に生活費の高騰に対しては50%が懸念している。
また、民族や宗教の権利についても21%が懸念し、前回調査(4月)の12%から大幅に上がった。
56%が希望同盟(PH)政権の選挙公約の実施状況について満足する結果となった。
調査は8月7~14日に実施され、1160人(マレー人52%、華人29%、インド人6%など)から調査した。
また、8月17日に政権交代から100日を迎えた。この日は各紙が選挙公約の実施状況を検査する内容を掲載。『スター』は10項目のうち、物品サービス税(GST)の廃止や燃料費の安定化、専業主婦への従業員積立基金(EPF)の支給、高等教育向けの融資返済の緩和など6項目のみが達成されたとBの評価を下した。(Mtown)