
サバ州からの入境者、自宅隔離を義務付け-2020/09/27
サバ州で新型コロナウイルス感染者が大幅に増加していることを受け、サバ州からマレー半島各地及びサラワク州への入境者(外国人を含む)は到着後に自宅隔離を義務付ける。当面、10月10日までの限定的な措置となる。
保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は9月26日、20日から25日までの間にサバ州からマレー半島に戻ってきた人のうち10人が感染していたと指摘。さらに、26日には11人が感染していたことがわかった。
入境後の到着地点でPCR検査が行われ、その後は14日間の隔離となる。同州からの入境者に対する検査費用は無料。隔離の解除後に公共交通機関を使用する場合、保健省から指定の住所まで行く許可証を得る必要があるとしている。
サバ州ではすでに4地域で感染者が40人以上の「レッド・ゾーン」となっている。保健省はマレー半島へのさらなる飛び火の警戒を強めている。