昨年のオンライン犯罪2万件以上 年々激増の一途-2022/03/29
ハムザ・ザイヌディン内務相は3月28日、2021年のオンライン犯罪件数は2万件を超え、被害総額は5億6000リンギに達したことを明らかにした。
オンライン犯罪には詐欺やフィッシング、メール詐欺のほか、ネット上でのいじめも含める。
2019年のオンライン犯罪は約1万3000件で、被害総額は5億3900万リンギ。さらに、2020年には約1万7000件に達した。2021年の被害件数は2019年比で2倍を超えたことになる。
また、今年年初から2月現在の件数は3273件で、被害額も1億1400万リンギを記録しているという。
同相は「オンライン犯罪の激増で、サーバーセキュリティーは依然として最大の懸念材料となっている」と指摘。10年前には考えられかなった新しい技術もあるため、国家の安全保障の状況はかつてないほど速いペースで変化しているとも述べた。