21年ぶりに金環日食 12月26日、南部やサラワク州で
国立プラネタリウムはこのほど、12月26日にマレーシアの一部で金環日食が観測できる可能性があると発表した。米国航空宇宙局(NASA)の情報をもとにしたという。
月が太陽を覆う金環日食がマレーシア国内で見られるのは21年ぶりで、アジア大陸の最南端にあたるジョホール州タンジュン・ピアイ郡とサラワク州スリアン郡の2つの郡で観測できるという。タンジュン・ピアイでは同日午後1時21分から2分間、スリアンでは午後1時46分から4分間と予測されている。なお、金環日食の発生時には高潮になり、タンジュン・ピアイでは2〜3メートルあまり高くなると予測している。
また、タンジュン・ピアイでは金環日食にちなんだイベントを同月24〜26日かけて実施する。
また、上記2郡以外のマレーシア各地では部分日食が同日の午前10時26分から午後3時半にかけて観測されるという。