
KL市内のひったくり件数 前年比57%増 繁華街で頻発 警察が注意喚起
クアラルンプール市警察は4日、今年12月初めまでのひったくり件数が1010件に達していることを明らかにした。2016年通年で比較すると57%増となった。
同市内でひったくり件数が頻発している地区は繁華街のブキビンタン通りと商業施設タイムズ・スクエア前のインビ通り。商業施設周辺の道路でも多発している。
また、不動産関連の犯罪は8373件にとどまり、昨年比31%減となった。市内の暴力事件は3440件で昨年比1・6%の微増にとどまった。
同市内の今年12月初旬までの犯罪発生総数は11815件。昨年比25%減を記録しているが、市警察はひったくりの発生件数が多い地区を重点的にパトロールしてさらなる犯罪件数減少に努める。(Mtown)