キャメロン・ハイランズで人手不足深刻化  野菜価格の高騰の要因の一つに

キャメロン・ハイランズで人手不足深刻化  野菜価格の高騰の要因の一つに

国内随一の野菜の生産地で観光地としても有名なキャメロン・ハイランズで農家の人手不足が深刻化している。
同地の農協組合のウォン・センイー代表は、約2000軒ある農家のうち半数で人手不足に陥っていると指摘。人手不足は慢性化していたが、ここ数年は深刻だ。収穫や種まきが遅れ、生産量が減っているのだという。農家はまとまった資金をもっていないことから機械化もできず、もっぱらほとんどを手作業に頼る。
キャメロン・ハイランズの農家はほとんどを外国人に頼っているのが現状。1カ月1000リンギほどの安い賃金であるためで、同地区だけで不法も含めて1万5000人の外国人が農業に従事する。
農家の多くは土地を借りており、こういった敷地内に住居を設置することは違法。違法を知りながら、粗末で劣悪な住居に労働者を住まわせることから外国人も離れていく。水も電気もない簡易住居もあるという。
農家は労働者に敷地外に住居を提供しないとならないが、資金的にままならない。住居の賃貸料は1カ月あたり1000リンギを越し、人件費と同じコストがかかるうえ、山間部なので車での送迎も必要だからだ。
同地区の農業課は農家の人手不足を認めつつも、農家に対しては住居を確保するよう呼び掛ける。人手不足が慢性化しているため、就労ビザの取得はそれほど問題ないようだが、住居問題が片付かない限り、こういった要因で野菜価格の高騰にも歯止めがかからない可能性がある。


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