テロ容疑で16人を逮捕  政治家襲撃計画も

テロ容疑で16人を逮捕   政治家襲撃計画も

マレーシア国家警察のテロ取締特別局は9月26日、テロ関連容疑で全国で16人を逮捕したことを発表した。政治家や非イスラム団体を攻撃する計画をしていた容疑者もいたという。

逮捕した期間は7月10日から9月25日の間。容疑者のほとんどがソーシャルメディア上で国際テロ組織「イスラム国」の思想の拡散や勧誘活動を行っていた。また、イスラム教やマレー人に対して否定的な発言をする政治家や非イスラム団体への攻撃を企てていた容疑者もいた。なお、ターゲットとなった政治家や団体の名前については明らかにされていない。

容疑者の国籍はマレーシア3人のほか、インドネシア12人、インド1人で、クアラルンプールやサラワク州、ペナン、パハン州、ジョホール州、セランゴールでそれぞれ逮捕された。逮捕されたインドネシア人のうち、多くは工場などで勤務しており、中には2〜3年のマレーシア滞在歴を持つ者もいた
という。

また、容疑者のうち2人はフィリピン南部のテロ組織への資金集めに関わり、さらに同国ホロにある教会への子ども3人による自爆行為も昨年12月に計画していた。

インド国籍者の1人はシーク教徒の女性。この女性はインドの団体「正義のためのシーク教」(SFJ)のメンバーで、マレーシア国内で資金集めをしていたとみられる。なお、インド政府は今年7月、この団体が反国家的活動を行っているとして活動を禁止する措置を取った。この組織は同国のパンジャビー州の独立を目指しており、その一環として住民投票の計画案も打ち出している。ちなみにマレーシア国内でイスラム教徒以外がテロ関連容疑で逮捕されるのは珍しい。  


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