外国人の不法入国を手引きか 出入国管理局職員を逮捕
クアラルンプール国際空港(KLIA)警察は9月16日、外国人を不法に入国させていた疑いで出入国管理局職員と女(45)の2人を逮捕した。
警察によると、この日夜、空港周辺のパトロール中に不審な車を発見。職務質問をして車内を捜索すると、現金数千リンギや中国国籍やインドネシア国籍の旅券数冊、フィリピン人の永住権カード、携帯電話3台、出入国管理局のステッカー、出入国スタンプなどが見つかった。
出入国管理局職員の男はこの日は非番で、発見された旅券などについて問いただすと「マレーシアには今はいない知り合いのもので、すぐに返すつもりだ」と答えたという。
また、車の登録番号がシャシやエンジンに記載されている番号と違うことも判明した。
警察は2人を詐欺容疑で逮捕し、詳しく調べている。
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