トラック多すぎ、鉄道少なすぎ マレーシア物流危機の構造的原因
マレーシアでは近年、致命的なトラック事故が相次ぎ、GPS未搭載やブレーキ故障、過労運転などが原因とされるが、これらはあくまで表面的な問題に過ぎない。根本的な原因は、本来鉄道が担うべき重量貨物輸送をトラックが肩代わりしている現状にある。道路は...
マレーシア弁護士会、司法の独立守るため再び行進
マレーシア弁護士会は14日午後、プトラジャヤの連邦裁判所(パレス・オブ・ジャスティス)から首相府までの約2.6キロを「司法の独立を守る行進」と題し、平和的に行進する予定だ。弁護士会が行進を行うのは1947年の創設以来わずか数回で、極めて珍し...
ペナンでアフリカ豚熱発生 獣医局が封じ込め強化
マレーシア・ペナン州の獣医局は、北部カンポン・スラマット地区の養豚場3カ所で確認されたアフリカ豚熱(ASF)の封じ込めに向け、対策を強化している。獣医局のサイラ・バヌ・モハメド・レジャブ局長によると、最初の発生は7月7日に確認され、同地区の...
「AI作成」表示義務化へ 詐欺・偽情報対策で2025年末にも法制化
マレーシア政府は、AIが作成したコンテンツに「AI作成」の表示を義務付ける方針を検討している。2024年末の施行が見込まれる「オンライン安全法」の下で規定される可能性があり、フェイク動画や偽情報、詐欺などへの悪用を防ぐ狙いだ。ファーミ・ファ...
ペラ州・レンゴン渓谷、ユネスコ登録に前進
ペラ州のレンゴン渓谷が、急成長する世界遺産観光地として注目を集めている。2022年には24,770人だった観光客数が、昨年は114,182人と280%以上増加した。州政府の継続的な開発努力により、地元経済への恩恵も広がっている。観光ガイドの...
セランゴール州、デング熱ワクチン導入に慎重姿勢
マレーシア・セランゴール州政府がデング熱ワクチンの導入について慎重な姿勢を示している。州公共保健・環境委員長のジャマリア・ジャマルディン氏は、同ワクチンはマレーシア国内で導入から5年未満と歴史が浅く、長期的な影響が不明であると述べた。州保健...
シンガポールの車保有制限を超え ジョホールで永久所有の選択肢
シンガポールで自動車を所有するのが困難な中、マレーシア・ジョホール州の新興企業「Carlogy Malaysia Sdn Bhd」が、同国に高級車やスポーツカーを保管・所有したいシンガポール人向けのサービスを展開して注目を集めている。Car...
セランゴール州、水道料金引き上げ第2弾へ
セランゴール州のインフラ・農業委員会のダトゥク・イザム・ハシム委員長は、水道料金引き上げの第2段階が実施される予定であることを明らかにし、州の無料水供給プログラム「Skim Air Darul Ehsan(SADE)」の受給者であるB40層...