改造自転車の少年らを拘束 過去には8人死亡の大事故も
クアラルンプール市内のアンパン警察は11月12日、改造自転車に乗っていた子ども6人を拘束し、その保護者6人を逮捕したと発表した。こうした改造自転車に乗る少年たちは「Mat Lajak」と呼ばれ、国内各地である種の社会問題となっている。
アンパン警察はアンパン・ジャヤ地区で10日午後8時50分ごろ、ブレーキを外したりサドルを付け替えた改造自転車に乗って「スーパーマンスタイル」で走っている11歳から15歳の子ども6人を発見。その場で子どもらを拘束するとともに自転車も押収した。
その後、警察署に保護者を呼び、子ども法で定められている子どもの監督不行届容疑で37歳から52歳の保護者を逮捕した。
有罪になると最大で2年の禁固刑と5000リンギの罰金刑が科される。なお、警察は子どもらを事情聴取後に釈放、保護者は保釈金を払った上でその日のうちに帰宅したという。
「Mat Lajak」を巡っては2017年2月、ジョホール州ジョホールバルで改造自転車を集団で乗っていた子どもら8人がはねられて死亡する痛ましい事故があった。
その際、ジョホールのスルタンが犠牲者の両親に見舞いに行くほど人々の関心を
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