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※2023年1月12日時点の情報です
マレーシアの伝統的な料理といえば、チキンライス。
日本のケチャップで炒めたチキンライスとは別物で、中国の海南島出身の人々が広めた「海南鶏飯」のことを指します。
定番スタイルは、鶏肉、鶏のゆで汁で炊き上げたご飯、鶏ガラで作ったスープのセット。
鶏肉は、蒸し鶏とロースト鶏の2種類から選べるお店が多いです。
どちらも試して、比較してみるのもおもしろいですね。 ▲ チキンライスを提供する「Chicken Rice Hailam」の店舗外観
チキンライスは、マレーシアだけでなく東南アジアの各国でソウルフードとして知られていますが、その形はさまざま。
マレーシアとシンガポールでは鶏肉の柔らかさにこだわり、前者はジンジャーなどをたっぷり使った強めのフレーバーが特徴ですが、後者はよりプレーンに近い味付けのところが多い印象です。
タイでは「カオマンガイ」として親しまれており、中国味噌にショウガ、ニンニクなどを加えた濃厚な「タオチオソース」が特徴的。
さらに多民族国家のマレーシアは、民族・地域ごとに違いがみられ、マラッカでは丸く握られたかわいらしいチキンライスボールが名物となっています。 ▲ チキンライスを提供する「Chicken Rice Hailam」の店舗内観
やわらかい蒸し鶏は、醤油ベースのタレがアクセント。
ご飯は油で炒めたニンニクやショウガの香りがクセになるおいしさです。
付属のジンジャーソースはご飯に混ぜて食べると口の中にさらに豊かな風味が広がります。
定番のチリソースはお店によってレシピが違うので、いろいろ試してみるのも1つの楽しみ方です。 ▲ 定番の蒸し鶏チキンライス ▲ ジンジャーソースとチリソース
ロースト鶏は、じっくり火を通した鶏皮とふっくらしたお肉のバランスが絶妙な一品。
カリッと揚げたクリスピー鶏を提供しているお店もあります。 ▲ クリスピー鶏のチキンライス
チキンライスのお店で一際目を引くのが、一羽丸ごと吊るされた調理済みの鶏たち。
注文が入ると、鶏肉を中華包丁で勢いよくぶつ切りにしていきます。
注文から提供されるまでが非常にスピーディーなので、手軽に食べられるのも嬉しいポイントです。 ▲ 一羽丸ごと吊された鶏たち
Nasi Ayam Hailam @ Publika
(ナシ・アヤム・ハイラム @ パブリカ)
[住所]
Blok A1, G2-05, Publika, Jalan Dutamas 1, Solaris Dutamas, 50480 KL
[営業時間]
10:30-21:00
[電話]
016-908 3443