日本クオリティの美容医療を世界へ！挫折を乗り越えたROLAND氏の再挑戦が始まる。ROLAND Beauty Lounge(RBL) がTRXに誕生！

2024年7月3日、ROLAND氏がプロデュースする美容医療エステ「ROLAND Beauty Lounge (RBL)」 の開店式典が、国際金融特区「TRX」のThe Exchange 106にて開催されました。

Mタウンでは今回、マレーシアを訪れたROLAND氏、そしてRBL MalaysiaのJennifer店長との独占インタビューを実施し、昨年6,000万円の損失が話題となった出店トラブルを乗り越えた経緯と、マレーシアでの新たな挑戦について伺いました。

Q：日本全国で展開するRBLが、とうとうマレーシアにオープンとなりました。
この海外進出挑戦のきっかけをお聞かせください。

ROLAND氏（以下、敬称略）：経営者としての視点から言えば、「自分の事業を日本だけでなく海外にも展開し、世界中の人々に支持されるブランドを築きたい」という思いがありました。しかし、それよりも大きかったのは、「日本の美容・医療・サービス業におけるお客様体験が世界に通用することを証明したい」という思いでした。

美容医療の最先端といわれるビバリーヒルズのサロンも視察したのですが、設備や技術は非の打ちどころがない反面、ホスピタリティや安心・安全・透明性という面において、日本流のサービスのレベルの高さを改めて実感する結果となりました。今回RBLが提案するお客様体験が、マレーシアの方々にも支持されると確信しています。


Q：マレーシアを足がかりに、更なる海外展開への意気込みはいかがですか？

ROLAND：マレーシアのみならず、他の国々への展開ももちろん視野に入れています。
そういった意味で、この店舗は海外展開への第一歩と位置付けています。

欧米は日本と比べると「美の基準」が異なる部分もあるため早急な進出は現実的ではありませんが、東南アジアは日本の文化や価値観が浸透している国も多く、ここで「日本品質」が評価されれば、近隣国への出店にも挑戦したいと思います。

Q.  昨年9月に「THE ROLAND SHOW」で公開された、Petaling Jayaでの出来事とマレーシア撤退事業のYouTube動画は大きな話題となりました。
今回の再挑戦に至るまでの経緯と思いを、可能な範囲で教えてください。

ROLAND：あの動画は300万回近くも再生され、コメントも3,000件近くいただきました。
日本語・英語すべてに目を通し、「負けたままでは悔しい」という思いと、「もうあんな思いをしたくない」という気持ちの間でずいぶん揺れ動きました。

しかし、自分の美学として、なかったことにするのは自分らしくないと考え、新たなパートナーとしてEQUINOX社を選んだ上で再挑戦を決意しました。

振り返れば僕の人生は、タダでは転ばず、逆境を利用してのし上がってきた人生で、そう考えればあのまま中途半端な成功を納めていたらこのような素晴らしい立地でスタートできなかったわけです。１０年後、みんなで振り返った時に「最初にあんな失敗があって良かったよね」と言えるような結果にして、僕らの選択を正解にしていきたいと思います。

Jennifer：あの動画はマレーシアのメディアでも取り上げられており、今回のROLANDさんの再挑戦を聞いて、マレーシアに関わる日本人はもちろん、ローカルのマレーシア人の方々からも、「このままでは悔しい、なんとか協力したい」というお申し出がたくさん寄せられました。本日の開会式典にいらしてくださった60名以上のインフルエンサーさんは、全員無償で「ROLANDさんを応援したい」という思いだけで駆けつけてくださいました。

Q：マレーシア進出に当たり、「日本品質にこだわった」とのことですが、RBLが大切にしていることを教えてください

ROLAND：僕は日本が大好きで愛国心があるタイプなのでひいき目にはなってしまうかもしれませんが、お問い合わせからご案内、施術予約やアフターフォローまで、丁寧さと倫理観、人間性や仕事に向き合う姿勢などが、日本が海外に誇れる美徳だと思っています。

今まで海外に住んで日本品質は望めないと割り切っている方も多いと思いますが、RBLでは日本の当たり前とホスピタリティが体験でき、質の高い施術を受けられる場所を常に用意したいと思います。

Q：ROLANDさんにとって「マレーシアの魅力」とはなんでしょうか？

ROLAND：経営者目線で言うと、超親日国であり新規進出企業に対する税制の優遇措置があること、そして地震・火山・津波などの天災がなく安定したビジネス基盤であることに魅力を感じています。また、今回の再挑戦の判断にも大きく寄与したのが「マレーシアの人々の素晴らしさ」です。常に前向きで明日を夢見ていて、多様性を受け入れ、見知らぬ外国人にもフレンドリーに接する暖かさがこの国の大きな魅力で、国家としての今後のますますの将来性を感じます。

Q：最後にお二人から、エムタウン読者の皆さんへメッセージをお願いします

Jennifer：RBLが皆さまにとってのサードプレイスになれればと思います。
海外だと言葉や気持ちが通じにくかったり、違和感や不便さを感じたりすることがあると思います。でもRBLにくれば、日本語で相談できて、日本にいるような安心と安全と信頼を感じていただける、そんなお店で皆さまをお迎えしますので、ぜひ一度遊びに来てください。

ROLAND：日本クオリティが恋しいなと思っている方に来ていただきたいですね。懐かしさを感じてもらえるような接客を提供できると思います。今まで美容に興味があっても海外で情報が少なくて断念していたという方もいらっしゃると思います。来ていただければ通うに値するサービスを提供出来る自信があるので、男性も女性もまずは一度いらして下さい！

ご自身の失敗談も包み隠さず、前向きに挑戦する姿勢を語ってくださったROLAND氏。
3日の開店式典には日本人やマレーシア人のインフルエンサー60名を含め、合計200名を超える参加者が訪れ、2部制の開店式典は大成功のうちに幕を閉じました。