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日本が誇るミュージシャンであり、BiSH等の楽曲も手掛ける音楽プロデューサーの松隈ケンタ氏がマレーシアで初のガールズロックグループをプロデュース。
厳しいオーディションを勝ち抜いた才能ある4人組が4月10日にデビュー、4月21日にららぽーとで行われたSAKURA FESTIVALで華々しいスタートを切った。
今回は、松隈ケンタ氏とライブ直後のメンバーのインタビューに成功し、結成の経緯やマレーシアで前例のないジャンルに挑戦する彼女たちの意気込みを伺った。
僕たちの世代はやっぱり洋楽に憧れがあって、いつかは海外で音楽にチャレンジしたいという思いはずっとありました。昨年からマレーシアはもちろん、アメリカ等他の国も視察していく中で、今回ららぽーとさんにお声がけいただいて、マレーシアで曲を作ってみませんかと依頼されたことが始まりです。オーディションでマレーシア人の才能ある皆さんと出会い、300人近くの中から今の4人を選びました。
僕が重視したのは未来性があること。歌はこれから上手くなることは可能ですし、どんどん女性は綺麗になる。落選した方の中にはルックスも歌唱力も申し分ない方もいました。ですが、すでに完成された方よりも、どれだけ伸びしろがあるかを大切にしました。そこを完成させていくのが僕らの仕事なので。あとは声質ですね。同じ声質の人が複数いても良い音楽にならないので、声質とバランスを考えました。並んだ時のバランスや声が掛け合わさった時のエネルギーを感じながら直感で組み合わせたという感じです。選考時は製作チームで激論を交わしましたね。(笑)
ただ可愛いアイドルというよりも、かっこいいロックな強いアーティストを作りたいというのは最初からありました。そこにハマってる子と全然ハマってない子を選んだという感じです。
はい。全然ハマってない子も僕は好きなので。ハマってない子がいかに自分の作るサウンドを着こなしてくれるかというところにプロデュースする意義を感じています。似合わない子がどんどん着こなしていくところが面白いですよね。
せっかく日本人とマレーシア人で作るグループなので、日本語が入っているといいなと思いました。こちらに来て初めてブキビッタンを通った時にブキビッタンの名前の意味を聞いたら「星降る丘です。」という答えが返ってきて、「なんて素敵なんだろう」と思いまして。2か国を繋ぐ架け橋になってほしいという願いを込めて日本語でブキビッタンという意味です。
良い意味でまだぐっちゃぐちゃです。(笑)
発足時から完璧というよりも、ファンの皆さんも出来上がっていく過程を楽しみたいと思っていると思うので。ロックにこだわっているというよりかは、初めて日本の音楽を歌うガールズグループですね。衣装も日本が思うアイドルというよりもかっこよさを大切にし、アーティストであることにこだわりを持ってます。将来的にはせっかく全員英語が喋れるので、世界で通用するアーティストに育てたいですね。
沢山ありますよ!メロディーの捉え方も発声も全く違います。彼女たちは英語が当たり前に話せるので、リズムといった観点で音楽と相性の良い英語が出来るというところが強みになっていますね。日本人をプロデュースしているときとは違う感覚があります。音楽的アプローチが色々試せるのでレコーディングしていて楽しいですね。曲の雰囲気を身振り手振りで一生懸命僕は伝えるんですが、「ドーンとやって」とか「いいね!」とか日本語で伝えても案外伝わったりして良い交流が生まれています。
4人に歌を最終審査まで聴いていて、今の実力よりちょっと背伸びしたクオリティの高いものを目指しました。製作前にはタクシーやバーやお店の現地の方に聞いてどんな曲が好きなのかをリサーチしました。その中でマレーシアの方が聴いても「今まで聴いたことない!」とビックリしてもらえる音楽を作ることを意識しました。日本人の作る音はカッコいいなって思ってもらえるといいですね。
現在サブスクで世界配信をしています。Amazon MusicではグローバルのトップページにJ-GIRLSというジャンルで一曲目に紹介されていますし、その他Apple MusicやSpotifyなど主要なサブスクにて解禁されているのでいずれかでチェックしていただければと思います。YouTubeでも Music Videoが解禁されました。
YouTubeでの視聴はこちらから
HOSHI-NO-OKA公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@HOSHI-NO-OKA
HOSHI-NO-OKA / FATE ON MY WAY (prod KENTA MATSUKUMA)
まずはメンバーを日本に連れていきたいですね。彼女たちは日本の音楽が好きで憧れて応募してきてくれているので、その夢を叶えてあげられたら嬉しいですね。そしてこうやってスタッフも含め日本とマレーシアが合同でやっているので、日本とマレーシアの架け橋となれるようなアーティストに育てたいです。その先はアジア、そしてアメリカとグローバルに活躍できるように。これが最終目標です。
マレーシアからJ-popを生み出すという新しい試みを一緒に楽しんで、彼女たちの成長を応援してもらえたら嬉しいです!新しい歴史を作る目撃者の一人にぜひなってください!
(Cyen) とても楽しかったです!お客さんのノリが良く応援してくれて嬉しかったです。そしてグループとしてはさらに成長していく必要を感じました。特にダンスの細かいデティールなどはもっと突き詰めたいですね!
(Kano) 始まるまでは、失敗を恐れたり不安もありましたが、パフォーマンス後はもっと練習を積み自信をつけていこうと更に思いを強くすることが出来ました。
(Sasha) すっごく緊張してました。ちょっとミスっちゃったことも…でもやっていく中で緊張を乗り越え自信を持つことが出来た思います。
(Angela) とっても緊張しました!歌詞も少しミスっちゃったし。でもこの経験を生かして強い気持ちでさらにパフォーマンスを良くしていきたいと思います!
パフォーマンス後のメンバーの皆さんから出てきたのは、デビューの興奮よりももっと成長していくぞという謙虚で熱い思い。
マレーシアの音楽史上初!?のJ-POPを歌うガールズグループに今後も目が離せない!!
HOSHI-NO-OKA公式Instagram
@hoshi_no_oka