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エアアジアXは11月15日からクアラルンプールからケニアの首都ナイロビを結ぶ新路線の運航を開始します。機材は日本線にも投入されているエアバスA330-300型機を使用し、週4便の運航が予定されています。この路線はエアアジアXのネットワークでも最長距離となり、約7,220kmに及びます。
7月1日、クアラルンプール国際空港にあるエアアジアグループの本社「RedQ」で新規路線の発表イベントが行われました。エアアジアXのベンヤミン・イスマイル最高経営責任者(CEO)やマレーシア政府観光局のヤスミン・マフムード局長らが出席。サファリをテーマにしたイベント会場ではダンサーやミュージシャンが華やかなパフォーマンスを披露しました。
同CEOは、ナイロビを新たな目的地に選んだ背景について、「アフリカ市場への進出とクアラルンプールをハブとしたグローバルなネットワークの強化である」と説明。「日本や韓国、中国、タイ、オーストラリアなどとも接続でき、年間で15万6,000人以上の利用を見込んでいる」と述べました。
このナイロビへの新規乗り入れにより、アジアとアフリカ間の貿易、観光、ビジネスの結びつきを強化し、両国の経済的な機会を拡大することを目指しています。
ナイロビに乗り入れるA330-300型機には、プレミアムフラットベッドシート30席とエコノミーシート255席が設定される予定です。
プレミアムシートは横になって眠れるフラットなベッドのようになり、エコノミーシートは座席前後の間隔が約78cm(30インチ)以上の余裕があるスペースなので、長距離の移動でも快適な空の旅を過ごせます。
就航を記念して、マレーシア発券分については、運賃が無料になるプロモーションを7月14日まで先着順で実施しています。「AirAsia MOVE」アプリでの予約限定で、搭乗期間は11月15日から2025年10月8日まで。燃油サーチャージや諸税は別途必要となり、手数料などを含む総額は片道471リンギから。なお、関西空港発クアラルンプール経由ナイロビ行きは片道税込み51,335円から。(7月1日現在)
東アフリカに位置するナイロビは、人口約439万人の大都市で、標高1,700mの高原地帯にあり、平均気温は23℃と1年中さわやかな気候です。経済の中心として多くの国際機関や企業が活動する一方、大自然が広がるナイロビ国立公園では野生動物を観察できるほかさまざまな文化や風味豊かな料理を楽しめるなど、観光地としても人気の都市です。クアラルンプールとナイロビ間の直行便が開設されるのは全航空会社を通じて初めてとなります。
エアアジアは、スカイトラックス社による航空会社格付けで『ワールド・ベスト・ローコスト・エアライン・アワード』を15年連続受賞。今年3月にはカザフスタンのアルマトイへも新規路線を開設するなど、既存航空会社のネットワークがない都市も含めて、グローバルな路線拡大を強化しています。
この機会にぜひ、新たな旅行先としてナイロビを選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか。