7月16日、世界最大級の「盆踊り大会」がコンプレックス・スカン・ネガラ・シャーアラムで3年ぶりに開催され、多くの地元の方や旅行者などが盆踊りや屋台巡りを楽しみました。
来場者数、例年3万5千人のところ今年は5万人!
KL日本人会、KL日本人学校、在マレーシア日本国大使館が主催する盆踊り大会は、1977年から続く長寿イベントです。
例年の来場者数は35,000人ほどでしたが、コロナの影響で3年ぶりの開催で期待が高まった今年は、例年を遥かに超える約50,000人が来場しました。
友人と参加した地元の方は「毎回参加していますが、今年はより多くの人が集まっていると思います。規模が一番大きな盆踊りなので楽しみです」と笑顔で答えてくれました。

▲50,000人の来場者で溢れる会場
盆踊り大会で「マレーシアと日本の友好関係を強固に」
在マ日本国大使館大使であり、日本人会名誉会長でもある髙橋克彦氏は記者会見の場で、マレーシアへの感謝の気持ちをあらわすと共に「今年の盆踊り大会は、コロナのパンデミックなどを含めた様々な課題を両国で乗り越えていくことを例証するのに特に重要となる」との意見を示しました。
本イベント実行委員長・星合大氏は、「今年は東方政策40周年という節目でもあり、盆踊り大会は両国間の相互理解と友好関係を促進する最適な機会だ」と述べました。

▲右から実行委員長 星合大氏、在マ日本国大使 髙橋克彦氏
お祭りの定番料理を屋台で
当日は16時半開場でしたが、16時頃にはすでに多くの方が来場し開場を待つ長蛇の列が見られました。
開場と共に屋台が開くと、早速日本食やローカルフードを楽しむ姿が見られ、日本のお祭りのような活気ある雰囲気に包まれた屋台には、昔ながらの懐かしいラムネやたこ焼き、枝豆、串ものなどの料理が並んでいました。
浴衣をレンタル・販売する屋台もあり、地元の方が浴衣を着たり、日本食を堪能したりするなど文化交流を楽しんでいました。
熱気と活気で満ち溢れた盆踊り
19時から開会となり、同時にはじまった日本人学校の生徒による力強く迫力ある和太鼓演奏が、会場内に響き渡ります。

▲和太鼓パフォーマンス
その後、盆踊りがはじまり、メインステージで踊る日本人学校の生徒たちに合わせて、参加者が見よう見まねで「東京音頭」「花笠音頭」「おひさま音頭(日本人学校オリジナルソング)」を一緒になって踊り、終わると大歓声が上がる光景は、〝文化を越えて心が一つになる″ 印象的な場面でした。
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開会から閉会まで変わらない熱気で2022年盆踊り大会は大盛況のうちに終了しました。
来年も盆踊りが開催されることを期待して、ぜひまた仲間やご家族と盆踊り大会に訪れてみてください。
日本人会盆踊り大会 関連情報
KL日本人会ホームページ
https://www.jckl.org.my/events/bon_odori
日本人会盆踊り大会 浴衣スナップ特集
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