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「学校はどうしよう」
「日本とどう違う?」
「英語力は身につく?」
「帰国のタイミングは?」
「帰国枠入試って何?」
海外生活において、子供の教育は大きな悩みどころのひとつです。
ましてや、日本での受験を考えている場合、学校だけの勉強では少し不安に思うことも。
今回ご紹介する「駿台」は、海外に18校を展開している帰国生のための塾。
日本帰国を見据えた小・中学生を対象に、学校の授業の先取りや、中学・高校受験対策を中心に学習指導を行なっています。 ▲パブリカにある校舎外観
本校の特徴は、国内外の駿台ネットワークが持つ膨大な受験情報と、蓄積された進学資料。
日本の全校舎・全世界20校舎で情報を共有しているため、海外にいながらにして様々な情報を入手しています。
常に流動的な帰国生入試の現況を正確に把握し、一人ひとりに対して適切な学習指導とアドバイスを行なっています。
お子様の要望に合わせた進路指導を行っており、帰国枠入試のみではなく、一般入試でも圧倒的な合格実績を誇っております。
駿台マレーシア校では、中学受験・高校受験はもちろんのこと、学習習慣の定着を目的とした「中学進学コース(小4-小6)」を設置しており、特にロックダウン等、オンライン授業が長引いたときにも、きちんと家庭学習ができるよう全力サポートいたします。
また、駿台の学習プログラムの最終目標は「自学自修」です。
当マレーシア校では、学力アップはもちろん、真面目に学べる環境と子供達の学習意欲を高めることを念頭に指導しています。
例えばテストを受ける際は、しっかり事前準備をするように指導。 なぜなら、ぶっつけ本番でテストを受けるよりも、確実に点数が取れるようになるため手応えを感じ、自然とやる気と自信が生まれてきます。
すると、自主的に勉強に励むようになり、成績も上向いていくという良い循環が生まれてくるのです。 向学心溢れる仲間たちと、切磋琢磨しながら勉強に励むことができるが、駿台の魅力です。
▲自習スペースも充実
マレーシアをはじめ海外で生活する子どもにとって学校の授業と塾通いの両立が大変だと言われます。
どうして両立が難しいの?その解決策は?
今回は、駿台マレーシア校の小林一也先生にインタビューを行いつつ、同校の生徒さんにも実際の生活をベースに両立のポイントを伺いました。
駿台マレーシア校 小林一也(こばやし・かずや)先生
上海、シンガポールの駿台海外校を歴任後、2020年よりマレーシア校へ。小学校1年生~中学校3年生を対象とした授業を展開しており、将来活躍できることを目標とし学習の場を提供している。
海外生にとって学校と塾の両立が難しいのはどうしてですか
インターナショナル校に通う生徒の場合は特に日本の学校とカリキュラムが異なります。
そのため、帰国後に日本の中学・高校へ進学するためには、塾などで日本式の学習を補う必要があります。
しかし、マレーシアをはじめ海外生の多くは学校への通学に時間がかかったり、クラブなど用事も多く忙しいのでなかなか勉強の時間が取れない問題があります。
海外生は忙しいとのことですが、日本とマレーシアの学生間では勉強時間にどの程度違いがありますか
塾の話でいえば、少なくとも週で4時間ほどは日本の学生のほうが多く授業を受けているでしょう。
日本には学習塾がたくさんあり、朝から晩までの授業が当たり前になっています。
そこと競って受験に勝つためには、目的意識を持ち、いかに集中して効率よく勉強するかが大切だと思います。
“目的意識”ですね。そこを叶えるためにどのような指導をしていますか
塾生1人ひとりに対して現状整理と次の課題の提案を徹底して行っています。
日本の塾は1クラス30~50人と大人数のところも多いですが、当校では10人前後の少人数制をとり、個々への声かけを心掛けています。
小さいことで言えば、そもそも宿題は何のためにあるかから話をしています。
怒られるからじゃないよね、やっておかないと次の授業がわからなくなって困るからだよね、といった具合に筋の通った理由がないと子どもは動かないんですね。
嫌々やるのではなく、自分から考えて勉強に向かうように導くということですね
生徒をよく褒めることも心掛けています。人は褒められると伸びるものだと思います。
努力に対して頑張ったねと認めてあげると、まず第一歩として自分に自信を持てます。
努力した結果が成果になり、それに対してまた褒めてあげる。すると自分のなかで「こうなりたい」という願望が出てきて、志望校決めにも結びついていきます。
生徒が志望校を決めるときには、どのようにサポートをしますか
行きたい学校に行けるよう、もちろん全力でサポートします。
ただ、あまりにもレベルがかけ離れていたり、ブランドに引かれて無理して受験しても、そのあと頑張れないとその子がかわいそうになるだけなので、成績と照らし合わせたアドバイスはします。
中学受験では一定数見られるんですが、有名私立校に頑張って合格したものの、結局成績が振るわずに公立校に転入してしまう子もいるんですね。
それはもったいないですし、自分の夢や思いより偏差値やブランドに振り回されているような…
だからこそ、自分の意志で将来こうなりたいから今〇〇を勉強している・〇〇を目指しているという自発性を持ってもらうことで、その子の将来に良い形でつなげたいと考えています。
生徒の受験後まで見据えて、指導していく。
それが学習塾として必要な要素だと思いますし、そういった姿勢を示すことで親御さんたちからも安心してお子さんを任せていただけていると考えています。
自主性のあるマインドを育てることは、勉強面だけでなく、人生のさまざまな面で役立ちそうですね
海外生は、一見広くて自由な世界で生きているイメージがありますが、実際はマレーシアの日本人コミュニティという狭い世界で過ごしていることが多いんです。
インター校の場合でも、よほど積極的な性格の子なら違いますが、数人のグループの中で生活していることもあります。
すると、いざ日本に行ってから大人数のなかに埋もれてしまう恐れがあるんです。
そこで自分に自信を持って、自分の意志を持っていれば、どんな環境でも立ち向かっていけるのだと思います。
そのためにも、今後も生徒1人ひとりに寄り添った指導を続けていきたいですね。
勉強に対して目的意識を持たせ、勉強を通して自主性を育てる。生徒の先の人生まで見据えた指導の姿勢に感銘を受けました。
駿台マレーシア校の方針、そして小林先生の生徒との向き合い方がよくわかりました。ありがとうございました。
猪野 愛子(いの・あいこ)さん
小学校4年生~中学校1年生までクアラルンプール日本人学校に通い、中学校2年生からサンウェイインターナショナルスクールへ転入。駿台マレーシア校には中1から通っている。
学校では授業とは別に毎日自習時間があり、塾のプリントやドリルの宿題はその時間に集中してやるようにしています。
自習時間は1コマ分で75分ですが、その時間で塾の宿題はだいたい終わります。
学校の宿題は、好きな映画や音楽の紹介などプレゼン資料を作って発表するようなものが多いです。
提出までの期間も1~2週間と長めなので、家で毎日少しずつ進めています。
塾には週に3回(火・水・金)通っています。
授業は19時から始まりますが、18時に来て1時間自習をするようにしています。
塾の勉強はできるだけ平日に終わらせるようにしていて、土日はテニスの習い事やほかの用事に時間を割いています。
いつ日本に帰っても大丈夫なように、日本のカリキュラムの勉強を続けています。
英語は、小林先生のアドバイスのもと資格として見えるかたちで英検準一級を取得しました。
塾では国語・数学に絞って学んでいます。
特に国語は塾でしかやらない科目なので、苦手な漢字もしっかり頑張っています。
塾の勉強は学校より難しいので苦戦することもあります。
駿台は優秀な子が多いから、少しでもやらないとすぐに置いていかれてしまうので、みんなについていけるようにと思って勉強しています。
でも、数学は自習中に先生に質問すれば解説してくれるし、国語の文章問題は授業中にみんなで解いて、その場で丁寧に解説してくれるので、しっかり頭に入ってきます。
皆が疲れてくると、先生がおもしろい雑学を教えてくれたりもするので、授業も楽しいです。
[住所]
A1-U1-08 Block A1 Solaris Dutamas No.1 Jaran Dutamas 1, 50480 Kuala Lumpur
[電話番号]
+60362013325
[ウェブサイト]
https://sundai-osn.jp/
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※2023年4月7日時点の情報です