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モハマディン・ケタピ観光芸術文化相は、マレーシア観光年「ビジット・マレーシア・イヤー2020(VMY2020)」について、新型コロナウイルスの流行の影響を受け、今後のプロモーションに関する方針を明らかにした。
同観光相は、「中国人観光客の減少がVMY2020に影響を与える」と説明。中国からの観光客がマレーシアの経済に大きく貢献しているとし、今後は他の国からの観光客誘致を進めて行く必要があるとしている。
今回、観光芸術文化省は各国に置かれているマレーシア政府観光局(ツーリズム・マレーシア、MGTB)のマーケティング担当マネージャーを招集。今後の戦略に関する会議を行った。それによるとMGTBは「中国以外の国々である、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国をはじめ、インド、西アジア、韓国などに注力すべき」との考えを示している。
10万人が失業もMEFが懸念
マレーシア経営者連盟(MEF)によると、「新型コロナウイルス感染拡大が今年いっぱい続くようなら、最大10万人で失業する可能性」との懸念があるという。シャムスディン・バルダン専務理事の話しとして、国内各紙が伝えた。
国内では昨年1年間でレイオフによる解雇者が3~4万人あったとされるが、「今年は解雇者が10万人に達するかもしれない」としている。同理事はさらに、「体温測定機を設置する企業に優遇措置を行うべきだと述べている。