内相、「活動制限令」中の外国人の出入国とビザについて解説

　ハムザ・ザイヌディン内相は３月20日、「活動制限令」中の外国人への査証（ビザ）について詳細を説明した。 　発令中は、外国人による海外からの入国を禁止している。日本人駐在者などに交付されている雇用パス（Employment passやExpatriate pass）をはじめ、学生ビザ、帯同ビザ、マイ・セカンドホーム（ＭＭ２Ｈ）ビザを保有していても入国を禁じている。なお、マレーシア人と永住権保有者は帰国できるが、その場合は医療機関での検査と14日間の自宅隔離が義務付けられている。 　一方「出国」については、外国人がマレーシアを離れることは認められている。しかし、マレーシア人と永住権保有者の出国はできない。 　また、発令中にいずれかのビザが切れるものの、ビザ保有者が海外にいる場合は「活動制限令解除から３カ月以内の入国を認める」上で、「入国から30日以内の更新手続き」が求められる。 　現時点でマレーシア国内に「社会訪問ビザ（いわゆる観光ビザ、日本人のビザなし渡航者も含む）」で滞在している人は、出国期限が切れても出国できることになった。 　なお、ビザの諸条件については、変更の可能性もある。