活動制限令で初の有罪判決＝罰金5000リンギと禁固10カ月

　「活動制限令」への違反に関係して起訴され、有罪判決となった初のケースが出た。 　ペラ州スンガイ・シプッ郡の下級裁判所は３月23日、「活動制限令」の違反に絡み、インド系男性被告（33）に対して罰金５０００リンギと禁固刑１０カ月を言い渡した。 　同被告は20日に同郡の自宅前で警察による職務質問で身分証を提示せず、警察官の体を押したことが罪に問われた。刑法１８６条の公務執行妨害で起訴され、最高１万リンギまたは禁固刑２年が定められ、検察側も「見せしめ」のために罰金を最高額にするよう求刑した。 　しかし、裁判官は初犯でもあったことから求刑よりも軽い判決を下した。