「活動制限令」第六日（３月23日）まとめ

３月23日のマレーシアにおける新型コロナウイルスを取り巻く状況についてまとめます。 全部でトピックが18件あります。
［４人が死亡＝国内で計14人に］
23日は新型コロナウイルスが原因で４人が亡くなった。 これで国内での死者は14人に達した。
［初の１日当たりの増加が200人超え］
感染者数は23日正午までの24時間で212人増え、累計で1518人に達している。１日の増加数が200人を超えるのはこれが初めて。なお、増加分のうち、123例がスリ・プタリン・モスクの集会参加者。
［首相「活動制限令の2週間延長を検討」を示唆］
ムヒディン首相は23日、31日までの活動制限令を最大２週間の延長を検討する可能性があると示唆。詳細は、以下のウェブにて。 https://mtown.my/covid-19/0323-103/
［確定申告の締め切りが6月末に延長］
内国歳入庁（IRB）は、Tax Returnの提出締め切り日を6月30日に延期すると発表。書面による窓口での提出なら4月30日、e-Filingでの電子申告の場合は5月15日だった締め切りが、いずれも6月30日まで延長に。 詳細は、以下のウェブにて。 https://mtown.my/covid-19/0323-102/
［長距離列車はほとんど運休に］
マレーシア国鉄が運営している長距離列車8往復の内、2往復を残して運休へ。また、クランバレー首都圏を走るKTMコミューターは49往復まで減便。
［KLIAエクスプレス、減便も引き続き運行］
クアラルンプール空港と市内を結ぶ「KLIAエクスプレス」は朝6～10時、夕5～10時に限って、30分間隔で運行予定。
［活動制限令中は給与全額支払いを＝人的資源省］
人的資源省は、「活動制限令」中の給与に関して、休業であっても全額支給することを義務付けると明確に説明。イスマイル・サブリ国防相は「従業員が自宅待機であっても会社側は全額給与を払うことが義務付けられている」と強調している。 詳細は、以下のウェブにて。 https://mtown.my/covid-19/0323-105/
［KLの４地区、感染者多数で重点監視区域に］
連邦直轄区省は22日、クアラルンプール市内で新型コロナウイルスの感染者が多数出ている４地区を重点監視区域とした。４地区はレンバー・パンタイ、ティティワンサ、クポン、チュラス。 詳細は、以下のウェブにて。 https://mtown.my/covid-19/0323-106/
［マレー半島と東マレーシアの往来が禁止に］
外務省は22日、マレー半島とサバ・サラワク州のある東マレーシアの往来を禁じる措置を出す。「活動制限令」の発令中は往来が不可能に。 詳細は、以下のウェブにて。 https://mtown.my/covid-19/0323-107/
［マハティール前首相、検査結果は陰性］
新型コロナウイルス感染者と接触したとして、自宅隔離しているマハティール前首相（95）は検査の結果、陰性だった。ただし、４月初旬までは自宅隔離を続ける。 詳細は、以下のウェブにて。 https://mtown.my/covid-19/0323-108/
［制限令、遵守率が２％向上］
警察当局によると、「活動制限令」の遵守率が２％向上し、92％に到達。23日は検問で10万2615台に声をかけたという。「いまだに遵守しない人がいるのが現実」と当局。
［中国から救援物資］
中国から人工呼吸器450台とマスク1000万個が到着。呼吸器は国内の医療機関へ、マスクは優先度の高い国民へ順次配布される予定。
［パンコール島が「封鎖」へ］
免税島となったばかりのリゾート島・パンコールが「封鎖」へ。24日には閉まるため、滞在中の非島民は本土へ戻るように促されている。
［ウェットマーケットでの買い物、社会的距離の順守を］
新型コロナの感染拡大に伴い、他の顧客との距離を１メートル取る「ソーシャル・ディスタンシング」を守るよう奨励。
［ガソリンスタンドでの給油時には手の消毒を］
政府はGSでの給油前後に手を消毒液で消毒するよう奨励。
［Sunway、自社運営モールの家賃を減免］
Sunwayは、自社運営のショッピングモールに入居するテナントに対し、「活動制限令」中の家賃を減免すると発表。
［PCR検査、民間病院では600～700リンギが妥当］
首相は会見で、民間医療機関におけるPCR検査の金額について言及。「600～700リンギが妥当だが、1000は高いのではないか」とコメント。公営病院での検査費用は全て公的費用で負担すると説明。
［行動制限は海にも＝海釣りは禁止に］
「活動制限令」は海の上でも有効……海釣りは当面禁止。当局は、ランカウイ島の周辺など、主要な釣りスポットを24時間監視しているという。