宗教イベントの参加者に改めて検査を奨励=保健省
2020.03.24 コロナ 保健省のノール・ヒシャム事務次官は3月23日、クアラルンプール郊外のスリプタリン・モスクの宗教イベントの参加者に対して即座に検査を受けるよう、改めて呼び掛けた。
世界保健機構(WHO)の規定によれば、「検査は症状が出ている人のみ受けることを奨励する」としているが、事務次官は「これは過去の話」として参加者全員が検査を受ける必要があると強調。検査を受けたのは、今のところイベント参加者1万6000人のうち6700人にとどまっている。うち940人が陽性と判定されている。
マレーシアの全感染者のうち、宗教イベント参加者が全体の半数を超えていることから、保健省は危機感を募らせている。