「活動制限令」第16日（４月２日）まとめ

４月２日のマレーシアにおける新型コロナウイルスを取り巻く状況についてまとめます。
［とうとう累計感染者が3000人超＝退院者数は122人に］
保健省によると、２日正午までの24時間で新型コロナウイルスが原因で５人が亡くなり、国内の累計死亡者はこれで計50人に。感染者数は２日正午までに208人増え、累計で3116人となり、２日の増加数が100人超えはこれで19日目となる。退院者数は122人で、累計767人となり、罹患者数における退院者の割合は25％弱に。
［活動制限令の延長是非、10日に見極めも］
ノール・ヒシャム事務次官は1日、31日までの感染者数の増加は「平らになってきている」とコメント。新たな感染者が出ているが、保健省が検査を促してきた成果でもあると説明。会見では「活動制限令の延長」について「4月10日をメドに方針を発表したい」とも述べる。
詳細は、https://mtown.my/covid-19/0402-102/ で。
［活動制限令違反、2週間で約4200人を逮捕］
　活動制限令が出された3月18日からの2週間で4189人が同令違反により逮捕される。うち1449人はすでに起訴済み。「逮捕者の数は減少傾向」とイスマイル・サブリ国防相。
詳細は、https://mtown.my/covid-19/0402-103/ で。
［マレーシアの感染者ピークは今月中旬＝WHO］ 　 　WHOのマレーシア・シンガポール駐在代表は「マレーシアの患者発生状況は徐々に収まりつつあるものの、ピークは今月中旬ごろ」と予測。ICUへの患者数のピークは「来週にも到達も」と説明。
［外出時には住所がわかる公共料金レシートを持参を］
検問の際、警察官らが各市民の在住地を確認するため、「他の街に行くような外出時には現住所がわかる公共料金レシートの持参を」と促している。なお、セランゴール州ではこれとは別に「公共料金レシートの常時携帯」を求めている。
［ERL、４月４日から運休に］
KLセントラル駅と空港を結ぶKLIAエクスプレスが４月４日から活動制限令の発令中は運休を決定。未使用チケットは払い戻すとも説明。
【フェイクニュース発覚】［5月15日までの制限令延長はデマ］
ネット上に、「国家安全理事会（MKN）」が5月15日まで制限令を延長を決めたとの情報が流れたが、「これは全くのデマ」とMKNが声明を出している。