「活動制限令」第17日(4月3日)まとめ
2020.04.04 コロナ4月3日のマレーシアにおける新型コロナウイルスを取り巻く状況についてまとめます。
[累計感染者は3333人超=3人が死亡]
保健省によると、3日正午までの24時間で新型コロナウイルスが原因で3人が亡くなり、国内の累計死亡者はこれで計53人に。
感染者数は3日正午までに217人増え、累計で3133人。増加数が100人超えはこれで20日目となる。ICUに108人が収容されており、うち54人が人工呼吸器を使用している。
退院者数は60人で、累計827人となり、罹患者数における退院者の割合は25%弱に。
[リー前保健省副大臣がモスク集会者の追跡不十分と非難]
リー・ブーンチェ前保健省副大臣は3日、巨大クラスターを招いた「スリ・プタリン・モスクの集会」参加者の追跡について、対応が不十分と非難。「無症状ながらウイルスを拡散している可能性がある」と懸念するコメントも。
[ラマダンバザールは全国的に見送りへ]
イスマイル・サブリ国防相は3日、「活動制限令が出される中、ラマダンバザールの実施は無理」と全国的に行わない方針示す。
[10km超への買い物もやむなし=警官が酌量で判断]
イスマイル・サブリ国防相は「買い物は10km以内で」という新ルールについて、「買いたいものが10km内になければ、11km離れたところに行くことについて、検問を行う警察官らの情状酌量を認める」と発言。
[CIMB、海外や他行への送金手数料を一部無料]
国内金融大手のCIMB銀行は3日、他行や一部の国外金融機関への送金手数料を期間限定で無料にすると発表。同行のオンラインバンキング「CIMBクリックス」を通じての送金のみの適用となる。