「活動制限令」第23日（４月９日）まとめ

４月９日のマレーシアにおける新型コロナウイルスを取り巻く状況についてまとめます。
［感染の23歳女性が死亡＝国内で最年少の死者］
保健省によると、９日正午までの24時間で新型コロナウイルスが原因で２人が亡くなり、国内の累計死亡者はこれで計67人に。うち一人は23歳女性で、これが国内で最年少の死者例となる。 感染者数は９日正午までに109人増え、累計で4228人。感染者の増加100人超えはこれで26日目となる。ただ、この日、退院者数が121人と、新規感染者数を２日連続で上回った。累計では1608人となっている。
［国民の多数　活動制限令の延長求める＝調査］
国営通信ブルナマは９日、14日に期限が迫る活動制限令の延長是非に関する調査結果を発表。「フェイスブック」で行った7～9日の2日間の調査では2万6300人が回答し、うち86％が延長を求めているという。
https://mtown.my/covid-19/0409-102/
［自営業者の３分の２、１カ月分の蓄えもなし］
マレーシア統計局が国民に対する個人経済の実態調査を実施。自営業者の３分の２が「１カ月分の蓄えもない」と答えたほか、約半分が「商いがなくなった」と回答するなど、厳しい結果となった。
https://mtown.my/covid-19/0409-106/
［６月まで他州への移動禁止を要請＝医療専門家］
マレーシア医療アカデミーは９日、活動制限令を14日以降も延長するよう強く求める声明を発表。少なくとも６月に入るまでは不必要な他州への移動を禁じるよう政府に求めた。14日に制限令を解除したり、緩和したりした場合、新型コロナウイルスの感染拡大状況が元に戻ってしまう可能性があると説明している。
https://mtown.my/covid-19/0409-104/
［卵が一部で品薄、道路封鎖で各地に輸送遅延］
国内の一部で卵の配達の遅れが発生している。卵の需要が高まっているが、各地での道路封鎖の影響で配達が滞っていると国内取引・消費者省が説明。
https://mtown.my/covid-19/0409-103/
［ジョホールの封鎖地区へのEMCO、14日まで延長］
ジョホール州内にある封鎖地区２カ所に発令中のEMCOが14日まで延長決まる。当初は９日までの予定だった。
https://mtown.my/covid-19/0409-105/
［教育省、「15日の学校再開はない」］
教育省は国内の公立学校等の授業再開日について、既定の15日に再開することはないと発表。今後の再開方法については複数の選択肢を検討中としている。