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活動制限令 5月12日まで再々延長

2020.04.23 コロナ
 ムヒディン首相は4月23日夜、活動制限令(MCO)を5月12日まで延長すると発表した。これでさらに2週間延長、3月18日の開始から延べ8週間続くことになる。  同首相は「保健省の最新データを検討すると5月12日以降もさらに延びる可能性も捨てきれない」と述べ、「断食明け大祭(ハリラヤ)を故郷で祝うことができないかもしれない」と語った。経済の落ち込みにも憂慮しており、「どのように回復させていくか熟慮している」と述べている。新型コロナウイルスの感染者減少が進めば、制限を段階的に緩和する可能性についても示唆している。  また、全国の大学には、キャンパスから出られない大学生が約10万人いる。この問題については順次、保健省の指示で実家に戻す考えも示した。さらに、他州で足止めに遭い、帰宅できずに困っている人を自宅へ帰らせる意向も示し、移動許可を政府ウェブサイトを通じて申請するよう求めている。なお、この措置で移動が許可された人々は帰宅することのみが認められ、さらなる移動はできない。  マレーシアでは24日から断食月(ラマダン)に入るが、5月25日の断食明け大祭(ハリラヤ)の大型連休についてはどうするのかは語らなかった。  活動制限令は3月18日に始まり、同月31日から4月14日まで延長されたが、さらに28日まで再延長されていた。
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