保健省、全ての入管収容施設でPCR検査を検討-2020/05/27

入国管理局の収容施設３カ所で新型コロナウイルスのクラスター感染が発生していることを受け、保健省は国内すべての入管収容施設の収容者や刑務所でのPCR検査を行うことを検討している。ノール・ヒシャム事務次官（衛生総監）は５月26日の記者会見で明らかにした。 同事務次官はこういった施設を「感染のハイリスクスポット」だとし、「収容施設でまん延した場合、確実に数日間で感染者は増える」と指摘。このため、入管収容施設だけでなく、全国の刑務所にいる全員を検査することが重要と強調した。 同事務次官はまた、３つの収容施設の収容者全員の検査はすでに終わったが、施設職員の検査はこれから行うとも述べた。