ロヒンギャ族の男、隔離施設から逃走-2020/06/02

ペラ州イポーで５月31日、隔離施設に入っていたロヒンギャ族の男が行方をくらましていたことがわかった。前日に収容された際にはＰＣＲ検査で陰性と出ていたが、咳などの症状が出ていたため、14日間の隔離が命じられていた。 同州保健局によると、行方不明となっているのはロヒム・モハマド・ゾコリア容疑者（27）で、同日午前11時には所在確認ができなかったという。 同容疑者は５月30日に同州ムリアム郡の高速道路上の検問で仲間とともに見つかり、病院への入院を指示された。検査で陰性と出たため、隔離施設に移送され、一夜を過ごしたが、その後逃走したとみられる。 同州警察は感染症防止管理法と出入国管理法の違反の容疑で行方を追っている。