
社会行事 7月1日から再開を許可-2020/06/26
イスマイル・サブリ上級相兼国防相は6月24日、結婚式や同窓会といった社会行事の開催を条件付きで7月1日から認めると述べた。24日の国家安全保障協議会で決まった。
行事は最大250人までを認めるものの、開催は5時間以内まで。ビュッフェ方式の食事の禁止や参加者の記録と体温測定、「ソーシャル・ディスタンシング」の徹底といった標準運用手順(SOP)の順守も求められる。政府は非イスラム教徒の結婚式については先に20人以下での開催を認めていたが、さらに緩和された格好となった。
同相はまた、7月末に行われることになるイスラム教の犠牲祭やその関連儀式を開催を認めるとも述べた。ただ、イスラム開発局(JAKIM)がSOPの作成を進めており、近く発表される。連邦直轄区では、動物の屠殺関連の儀式を実施する場合、宗教施設のオープンスペースで1頭あたり30人以下で行うこととし、他州では各州政府のSOPに従うよう求めた。