イポーで隔離中の女　カフェで食事-2020/07/22

ペラ州保健局は7月21日、イポー市内で自宅隔離中の女がカフェで食事をしていた画像を確認し、近く処罰すると発表した。女の身元もすでに特定している。
この女性は7月20日ごろ外で食事をしたらしく、自身のソーシャルメディア上に自宅隔離を示すピンクのリストバンドを見せて食べている写真を掲載。これを確認した同州のディン・レイミン保健局長は女への捜査を始めたと述べた。
この写真については首相府のジェミナー・マフムッド特別顧問（公衆衛生）も気づき、自身のツイッター上でこの女を「恥ずかしい限り」と述べ、第2波の危険にさらしている女として批判した。　 　 同局によると、この女性はこれまでのところ陰性との検査結果が出ているが、14日間の隔離期間が終わっておらず、今後、陽性反応に転じる可能性もある。
また、州保健・科学・環境・緑化委員会のアフマド・サイディ委員長は「カフェの客で心配な人は検査を受けてほしい」と述べ、症状が出た場合は即座に医療機関で診察を受けるよう呼びかけた。
イポー近郊では20日にも新型コロナウイルスの感染者が2人出ている。いずれも海外からの輸入症例だった。