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保健省、公共の場でのマスク未着用罰則を検討-2020/07/23
保健省、公共の場でのマスク未着用罰則を検討-2020/07/23
2020.07.22
コロナ
保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は7月21日、公共の場でマスクを着用していない人に対しての罰則を検討していると明らかにした。
ムヒディン首相は20日、公共の場でのマスク着用を義務化する旨を表明。これを受け、同省では罰則内容について検討しているもようだ。
事務次官は「1988年感染症防止管理法にマスクの着用義務を含めるのであれば、罰金1000リンギまたは禁固刑となる」と指摘。この内容で進めるのかどうかも含めて検討している。着用場所の対象は、公園や役所などの公共施設をはじめ、ソーシャル・ディスタンシングが難しい公共交通機関内、そして感染者が多く発生している場所も含む可能性も指摘した。
事務次官はまた、「マスクの着用で感染リスクが65%まで抑えられる」とし、マスクは下あごから鼻までは覆わなければ意味がなく、正しい着用で感染から防げると語った。
また、人との間に1メートル以上の間隔をあけるソーシャル・ディスタンシングを確保することで65~70%まで感染リスクを抑えられるとし、この2つを実施すれば、自身を感染から守れるとした。
一方、ノール・アヅミ保健副大臣は22日、マスクの着用義務化について近く公報掲載すると述べた。第2波が到来しても「準備はできている」とした。感染拡大防止の一つとして自宅隔離措置を撤回し、再び指定施設での隔離措置を復活させたことも説明した。
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