クラスター感染は連休中の移動が原因＝保健省-2020/08/11

保健省のノール・ヒシャム事務次官（衛生総監）は８月10日、クダ州のシバガンガ地区とペラ州のクラウ地区でのクラスター感染は７月末の連休ハリラヤ・ハジ（犠牲祭）の期間中に人が移動したためとの見解を示した。 　 同事務次官は「保健省が調査した結果、連休中に多くの人が訪問したために感染が広がった」と述べた。 　 シバガンガ地区ではインドからの帰国者が感染していることがわかり、レストランで客にウイルスを拡散。７月28日にこの地区で感染者がわかり、ここからペルリス州に感染が拡大した。 　 一方、クラウ地区での最初の感染者は７月30日に３人を接触し、その後に感染が確認された。さらにペラ州内とペナン州にも広がっている。10日現在でこの地区では５人の感染が判明している。 　 同事務次官は「濃厚接触者の追跡をまだ行っているが、今後も感染者は増える可能性がある」と説明した。