追跡アプリ、特定事業所で使用義務化を検討-2020/08/19

モハマド・リズアン首相府相（特任）は８月18日、濃厚接触者追跡アプリ「MySejahtera」を特定の事業所での登録・使用を義務付けることを検討していると国会で明らかにした。国家安全保障協議会や司法長官と協議に入っており、法的整備を進めている。
現在、手書きでノートに記録しているところも多いことから電子化して追跡が容易にできるようにしたい考え。同相は「新しい様式への過渡期にある」と述べ、感染拡大防止のため、国民が政府をサポートできるようあらゆる手段を講じていくとも述べた。
同相によると、８月15日までに１５１０万人が同アプリに登録。これまでにこのアプリを通じて３２２人の新型コロナウイルス感染者を発見できたという。この数字は感染者全体の約３％にあたる。