保健省、SOP違反の罰金額大幅引き上げを提案-2020/08/27

保健省のノール・ヒシャム事務次官（衛生総監）は８月25日、感染症防止管理法に基づく標準運用手順（ＳＯＰ）違反の罰金額について、現在の１０００リンギから１万リンギへの引き上げを提案したと明らかにした。すでに国会に関連書類を提出しているという。
違反者がここ数週間は増加傾向にあるため、引き上げることで違反者数を抑えたい考えだ。
国会ではこれまで罰金額が高いとの意見が挙がっていた。特に貧困層にとって金額が大きすぎると指摘されていたが、政府幹部は「引き下げる考えはない」（イスマイル・サブリ上級相兼国防相）と述べていた。現行より10倍もの罰金額の引き上げは国会で大きな議論となりそうだ。