サラワク州、KL経由の入境者に規制強化-2020/09/23

サラワク州災害管理委員会は９月21日、国内外からクアラルンプールを経由してサラワク州に入境する場合、同州到着前に14日間の隔離を義務付けると明らかにした。外国人も対象となる。 　 一方、ラブアン島やサバ州から入境する場合は入境の３日前にＲＴーＰＣＲ検査を受け、陰性証明書と所定の書類の提出が求められる。サラワク出身者でサバ州やブルネイに頻繁に出張する場合はサラワク州当局から許可証を取得し、２週間毎のＰＣＲ検査が必要となった。 　 また、ペナンから空路で入境する場合はクチン国際空港でランダムのＰＣＲ検査が求められる。 　 サラワク出身者が国外から戻ってくる場合は、サラワク州内の上陸地点で隔離が求められ、入境直後に他の街への移動は認められない。
サラワク州は９月初めから新たな感染者は出ておらず、感染者のいない「グリーン・ゾーン」になっている。ただ、ダグラス・ウガー州副首相は「戦いはまだ終わっていない。感染拡大を防ぐためには緩めてはならない」と今後も厳しい入境管理を行っていくと強調した。